自動車保険の基礎知識
対人賠償責任保険は、自動車事故で歩行者や他のクルマの搭乗者などを死傷させて、法律上の賠償責任を負うときに、自賠責保険で支払われる金額を超える部分に対して保険金が支払われるものです。
対人賠償保険の支払い対象は、あくまで「他人」です。ここでいう「他人」とは、「被保険者(保険の対象となる人)」以外の人のことで、「被保険者」は対人賠償の対象にはなりません。基本的に、契約者の配偶者や子供、同居の親族は被保険者となります。
つまり、単独事故でガードレール等に衝突して助手席や後部座席の妻や子がケガをしても、そのクルマの対人賠償責任保険は支払われません。また、駐車場で遊んでいた自分の子供を父親がはねた場合も保険金は支払われません。
被害者へのお見舞い品代、香典等の臨時費用として被害者1名につき、3日以上入院の場合は3万円、死亡の場合は15万円が支払われます。
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