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自動車保険のしくみ

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保険というのは、リスク(事故に遭う確率と予想される損害の大小)によって料金が設定されるものですが、こうしたリスクをこれまで以上に細かく分けて保険料を算出する保険が、「リスク細分型自動車保険」です。

自由化前も車種やドライバーの年齢事故歴などによって保険料は異なっていました。

保険の自由化と共に、リスク細分型自動車保険は、外資系損保が販売を開始したのを期に、ここ数年でごく一般的なものになりました。

リスク細分型自動車保険の「リスク細分項目」は、保険会社によって、採用している項目に違いがあります。

保険業法施行規則により、『年齢』『性別』『運転暦(ノンフリート等級)』『都道府県』『自動車の使用目的』『年間走行距離』『所有車台数』『安全装置の有無』等のリスク要因で保険料に差をつけてもよいことになっていますので、各保険会社は自動車保険の保険料を個別に設定します。

一般的に走行距離の少ない人ほど交通事故にあう確率は低くなるので、走行距離の多い人よりも保険料を安くしましょうという考えで保険料を算出できるのです。

リスクの少ない方にとっては、30%や40%といった大幅な保険料ダウンが可能になることもありますが、逆にリスクの高い方にとっては、これまで以上に保険料がアップすることもあります。


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クルマを譲渡したり廃車した場合で、しばらく新車の購入を見合わせる場合や、車検証の有効期限切れや海外赴任で一時的にクルマに乗らなくなった場合に、保険契約を中断(解約または満期切れ)しても、契約保険会社にて所定の手続きをすることによって「中断証明書」を発行しておけば、次回新しく契約する際に中断前の無事故割引を引き継ぐことができる場合もあります。(最長10年

また、中断後に新たに契約をする際は、中断証明書を発行した保険会社以外でも契約することができます。

※保険会社によっては、提出書類が異なる場合があります。


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保険会社を変えた場合、今までの割引は適用できなくなると思っている人が意外と多いみたいですが、他の保険会社(JA共済・全労災・全自協・全済団も含みます)で適用されていた等級はそのまま継承されます。たとえば、前年度8等級で無事故ならば、満期日に他の保険会社へ切り替えた場合は9等級になります。

保険会社相互間で等級の確認手続きが行われているため、前年の契約に照らし合わせて、新しい契約の等級が正当であるか、また重複して契約していないかなどがチェックされています。

契約更新、保険会社の変更いずれの場合も7等級以上の無事故割引を引き継げる期間は、満期日もしくは、解約日から数えて7日以内の場合に限ります。(割増の場合は、13ヶ月間引き継ぎます。)


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ノンフリート契約者には、ノンフリート等級別料率が適用されます。

これは、保険料負担の公平化を図ることを目的とした、ノンフリート契約者の自動車に適用する無事故割引(割増)制度です。

契約の事故の有無により翌年の継続契約の等級が決められ、その等級に応じて保険料が割引(割増)されます。

保険期間中無事故の場合は、継続契約の等級(保険料の割引・割増別料率の区分)が1等級上がり、保険料は最大で60%割引されます。

事故があった場合、継続契約の等級は原則として1事故で3等級下がり、保険料は最大で60%割増となります。


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保険契約者が所有し、かつ自ら使用する自動車(所有・使用自動車)の総付保台数が9台以下の契約者をノンフリート契約者といいます。

それに対し、保険契約者が所有し、かつ自ら使用する自動車(所有・使用自動車)の総付保台数が10台以上の契約者はフリート契約者といい、総付保台数が10台以上となった場合、必ずフリート契約者としての登録を申請しなければなりません。

※「所有権留保条項付売買契約により購入した自動車」「リース業者から1年以上を期間とする賃貸契約により借入れたリースカー」についても購入者(賃貸人)が自ら保険契約者となって保険契約を締結する場合には「所有・使用自動車」として取り扱います。


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プロフィール

りょう@48

  • 福岡
  • 保険代理店勤務

 

私はスローリッチスタイル実践キャンプ に影響を受け皆様に価値ある・役に立つ情報提供を実践しています。